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2014年3月13日 雑記

意外と知らない「お札」の知識


satu紙幣や切手などを製造している「国立印刷局」のHPを見てたら、意外と知られてなさそうな雑学(?)がいくつか掲載されていました。
面白かったのはこちらのページです。 この中からいくつかピックアップしてみます。

今まで最も多くのお札になったのは聖徳太子

0125-04 聖徳太子が描かれているお札は以下の通り。
  • 百円券(昭和5(1930)年発行)
  • 百円券(昭和19(1944)年発行)
  • 百円券(昭和20(1945)年発行)
  • 百円券(昭和21(1946)年発行)
  • 千円券(昭和25(1950)年発行)
  • 五千円券(昭和32(1957)年発行)
  • 一万円券(昭和33(1958)年発行)
7回も登場してるみたいですが、@LeoTiger_7は2~3回しか現物を見たことがありません…

お札は目の不自由な人でも区別できる

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平成16(2003)年11月1日に発行されたE券3種及び平成12(2000)年7月19日に発行されたD二千円券には、目の不自由な方がより識別しやすいように、それまで用いていた「すかし」に変えて、インキを厚く盛り上げて印刷する深凹版印刷を用いた識別マークが施されています。 これらの識別マークには表面左右の下側にあり、一万円券は「かぎ型」、五千円券は「八角形」、千円券は「横棒」、二千円券は点字の「に」をそれぞれ表しています。
今まで気付きませんでしたが、触って判別できるようになっていたんですね。今度なでなでしてみます。

1万円札を1億円分積み上げると1メートル

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一万円札100枚、つまり100万円で約1センチの高さになります。したがって、1,000万円では約10センチ、1億円では約1メートルの高さとなります。
1m積まれた1万円札なんて一生見ることなさそう…ちなみに1枚あたり約1gらしいので、重さにすると約10kgです。米かよ。

破れたお札の交換の基準

640kitchensupatter 「お札は破れても交換できる」というのは皆さん知っていると思いますが、しっかりとした基準までは知りませんでした。
お札を発行している日本銀行によれば、次の交換基準があります。この基準を満たしていれば、日本銀行の本・支店へ持っていくと交換してもらえます。
(市中金融機関でも取り次いでもらえる場合もあります)
  • お札全体の3分の2以上残っている場合-全額交換
  • お札全体の5分の2以上3分の2未満-半額を交換
  • お札全体の5分の2未満-交換できません
3分の2以上残っていれば全額交換、最悪5分の2以上残っていれば少しは取り戻せるみたいです。まぁ、破れないように大切に扱いましょう。

お札を折り紙にしたり落書きをしたりしても違法ではない

tw28be9r ターバン野口とか流行りましたよね。
お札に対するイタズラに関する質問の答えも掲載されていました。
法令上、直ちに違法な行為とは言い切れませんが、皆様が傷みの激しいお札や、本物にあるはずのない書込みや印字がされている変なお札を手にしてしまった場合、偽札かどうかの見分けがつきにくくなります。また、ATMや自動販売機で使えなかったりするなどのトラブルのもとになります。 お札を切り刻んだり、燃やしたりして損傷する行為はもちろんのこと、ちょっとしたいたずら程度と思われる行為も、お札を使う場面では大きな支障となることがあります。お札はみんなで使うものですから、大切に使ってください。
割と最近、硬貨に穴を開けたマジシャンが捕まった事件がありましたが、お札に関してはそこらへんが緩いようで。
まぁよくよく考えたら「お札破れちゃったんで交換してください」って銀行に行って「それじゃあ全額交換します。あと、逮捕です」なんて言われたら面白すぎますからね。コントです。

「透かし」の入った紙を製造するには政府の許可が必要

sukashi_2 透かし入りの紙なんてそうそう作れるもんじゃ無いとは思いますが…
黒くすき入れた紙や、日本銀行券などにすき入れてある文字や画紋を白くすき入れた紙を製造する場合は、「すき入紙製造取締法」に基づき、政府の許可が必要となります。詳しくは通貨行政を担当している財務省理財局国庫課通貨企画調整室(電話03-3581-4111(代表))にお問い合わせ願います。
「財務省理財局国庫課通貨企画調整室」って「東京特許許可局」並に言い辛いです。試しに3回言ってみてください。なお、@LeoTiger_7は5回くらいで諦めた模様。



以上、お札に関する豆知識でした。飲み会のネタにどうぞ!
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