Nexus 9
PS4
Intuos Pro
Core i7-4790K
ページの先頭へ
トップに戻る
2015年2月28日 Webサービス紹介

動画共有サービスの新星「Vessel」は本当にYouTubeと戦えるのか


vsl まぁ、もうYouTubeに勝つのは無理だと思いますけどね。
まだ一般公開はされていないβ版ですが、Vesselという新しい動画共有サービスが誕生しました。YouTubeの対抗馬とも言われているようですが、果たして… 15_0227_164137

クリエイターに優しい?

VesselはYouTubeと比べ、動画投稿者の収益面で優れてるとか。
Vesselの様な企業が収益を上げるために、YouTubeの著名なスターからのサポートを得ようとしている。そのため、キラールはVesselを利用することによって広告収入で成り立っているYouTubeなどの様なサイトで活動するより20倍ほど稼げると強調する。Vesselの広報によれば、「サービス初期の段階で、クリエイターは1000ビューあたり50ドルの収入を得ることが出来ると見込んでいる」とのことだ。YouTubeの場合、1000ビューあたりの収入は2ドルである。
スタートアップ段階の動画共有サービスで1,000PVを集めるのがどれくらい大変なのかは分かりませんが、約5円/PVって恐ろしい額ですね…たしかにこれなら有名YouTuberを引っ張ってこれるかも?

視聴者には優しくない?(2.99ドル/月)

単純に動画投稿者の収益がYouTubeより多いだけ?そんな美味しい話はありません。埋め合わせは視聴者のお財布からです。視聴者は大好きな投稿者の動画を観るために、購読料を払わなければいけません。

まず、VesselはYouTube等からスターを集めます。そして、そのスターが投稿する動画を3日~1ヶ月間独占配信する契約を結びます。契約期間が切れた動画はどこでも自由に見れるらしいですが、熱狂的なファンは早く動画が見たいので、月2.99ドルの購読料を払います。ね、簡単でしょ?

YouTubeからVesselに乗り換えたら叩かれる?

この条件だけ見ると、投稿者からしたら収益面で大きなメリットがあります。しかし、視聴者的には何も良いことはありません。ただ金が掛かるだけです。 もし日本のYouTuberやニコニコ動画の有名人がVesselに参入したら、確実にボロクソ叩かれますよね。ネットで金を稼ぐという行為が嫌われるのって日本だけなんでしょうか?

動画共有サービスは、後発組ほど厳しい

最後に当たり前のことを書きます。

観る側のユーザーにとって大切なのは、動画の質と量です。業界トップのYouTubeは現在HD画質のものが主流になっている上に、一部ですが4K解像度の動画まで投稿されています。サーバーも強く、他のサービスのようにローディングアイコンがクルクル回ってイライラさせられることもほとんどありません。快適さを含め、クオリティはトップクラスです。 また、量に関してもYouTubeの右に出るものはいない、というか今後も現れることはないでしょう。

次に、投稿者側にとって大切なのは「自分の投稿した動画が再生されるか」という点です。モチベーションの面でも収益化の面でも、まずは再生数を稼がないと話になりませんからね… YouTubeなら、素人が適当に投稿した動画でも数千再生くらいなら簡単に集まります。…が、それはユーザー数の分母が数億とアホみたいに多いからです。ユーザー数の少ないスタートアップの段階で、そう簡単にアクセスが稼げるとは思いません。

どっちにしろ、VesselがYouTubeと戦うためには乗り越えなければいけないハードルがたくさんあります。有名YouTuberを300人くらい引き抜ければ勝機はある…かもしれませんが。

最後に

VesselがYouTubeに勝てるとは思いませんが、こういうクリエイターにとって優しいサービスが増えるのは嬉しいです。一応LeoTiger_7をブログからチマチマとお小遣いを稼いでいるので。

続報に期待しましょう。
関連するかもしれない記事